調剤薬局では、たくさんの薬剤師が働いています。調剤薬局で働いている薬剤師の仕事内容は、患者から処方箋を受け取り、薬を調剤することです。調剤併設型のドラッグストアでは、いろいろな病院から患者が処方箋を持ってきますが、病院の前や、隣にある調剤薬局では、近くの病院の患者が多いです。
皮膚科の近くにある場合は、皮膚の病気に関する薬を調剤することが多いです。小児科の近くにある場合は、子供連れが多いため、おもちゃや、子供が遊べるスペースがあったりします。小児科の場合は、小さな赤ちゃんの薬を調剤するため、粉の薬が多いです。
もっと、いろいろな勉強をしたいという人は、個人の薬局よりも、病院などに転職を考えるという人もいます。総合病院の薬剤師は、いろいろな病気の患者の薬を調剤するため、勉強することができるというメリットがあります。
調剤薬局事務の仕事内容は次のような流れになっています。まず朝は薬局の開店時間の15分前くらいに出社します。開店準備では拭き掃除、掃き掃除に加えて、コピー用紙等の備品類の補充を行います。開店して患者さんが来られたら、まずは処方せんを預かり、保険番号を確認します。
次にジェネリック医薬品についての意向を尋ねます。そしてパソコンで患者情報や保険情報を入力し、薬剤師が薬を渡した後に処方せんの情報を入力します。最後に手が空いていればレジ打ちも行います。この一連の業務を患者さんが来店し続ける限り行うことになります。
その合間に毎日、医薬品が何度か届けられるので、その検品作業と収納作業、そして伝票の整理なども細目に行っていきます。あわせて午前中に使った医薬品の補充のための発注も行います。最後に閉店後は売上金の計算とレジに残ったお金の計算をして一日が終わります。